報告「宮城県石巻市釜谷地区の獅子頭の保存修復事例」 『文化財保存修復学会誌 第66号』抜粋
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に端を発する東日本大震災により、大きな被害を受けた太平洋沿岸地域。
12年経過した今もなおその復興は途上にあり、その中で当該地域に根付いていた歴史文化の衰退、消失の問題も存在しています。
当時被災した文化財は、関係各所の努力によりその多くが修復、復元されましたが、現在これを護るマンパワー、すなわち地域力の減退が大きな問題となっています。
ここでは、宮城県石巻市釜谷地区に伝わる獅子頭の修復事例をもとにこれらの諸問題について報告します。
なお本報告は、『文化財保存修復学会誌 第66号』(文化財保存修復学会、2023)所載の〈公開シンポジウムの記録「被災文化財の保存と活用の在り方を考える」〉より渡邉報告を抜粋したものです。内容の転載、二次利用などについては、文化財保存修復学会事務局 にお問い合わせください。
なお本報告は、『文化財保存修復学会誌 第66号』(文化財保存修復学会、2023)所載の〈公開シンポジウムの記録「被災文化財の保存と活用の在り方を考える」〉より渡邉報告を抜粋したものです。内容の転載、二次利用などについては、文化財保存修復学会事務局 にお問い合わせください。
報告「宮城県石巻市釜谷地区の獅子頭の保存修復事例」